SCSIDNIKUFESIN

31 Oct, 2010

▼嗚呼本日2度目の更新。今度こそ24時半には寝てやる。ということで名古屋は夕方まで雨が降らずにいてくれた本日、南山大学の学祭期間でおこなわれているバンドサークル「アメリカ民謡研究会」(DOIMOIの3/4の母校でも「フォークソング同好会」でしたが、ある一定の時期にできたバンドサークルはいずこもこういうネーミングのようです)のライブにゲスト出演させてもらってきました。CINEMA STAFFをはじめカオティックガールシンドロームトゥラリカ(1人を除く)などなど名古屋発の新世代バンドたちのメンバーもここの出身だったりします。親切めのセットリストで楽しくやらせてもらってきました。学祭の類もウェルカムなDOIMOIですので、今年はもう遅いだろうけど来年以降、積極的に呼んでください各地の実行委員のみなさん。初見のオーディエンスがいくら多かろうとも英語MCは貫きますので。
▼我々の次の次にyokさん(DOIMOIベースの篠田君と同じ高校のバンドサークルにいました)が出ていてガッツリ見てきて、素晴らしかったなー。凄く斜めアングル(右手が)で弾くガットギターとピッチ完璧のヴォーカルがいずれもやたらキレイで曲自体も印象的。ここ最近はギターの神から「お前、エレクトリックも中途半端だがアコースティックはめっぽうクソじゃないか。どうにかせねばと思わんのか」と修行地獄に蹴り落とされる心地で、今日も勤勉に練習しました。
FOREIGNER「AGENT PROVOCATEUR」

本日のレビュー:FOREIGNER「AGENT PROVOCATEUR」

昨日実家から持ち帰ってきた1枚。AOR/産業ロックの代表格・FOREIGNERの84年作です。唯一のギタリストがキーボードを兼任してるせいで曲によっては完全ギターレスで、音作りやノリも軽薄な80'sカーラジオ仕様。だがしかし「どうなってルー・グラムの熱唱は最高」という見地で今一度じっくり聴いてみると、いいところまで待てばジトッと湿り気味に盛り上がるFOREIGNER節のおいしい部分がちゃんと健在。昔買った直後はイントロクイズ状態でかじり聴きしただけで俄然やる気を殺がれていたからなあ。肩パット(がいきすぎて過多パット)の入ったカラージャケットの金髪オヤジが出てくる薄~い感じを敢えてイメージして挑めばなかなかヨロシイ内容です。もはや敢えてのホメ言葉なのかどうかも分からん形容ですが...。とりあえずデイヴィッド・カヴァデイルのムンムンしたギラつきとポール・ロジャースのしなやかさを併せ持つルー・グラムがやる気全開で絶唱してくれるので、それだけでも充分かと。フィーリングたっぷりに意外とエキセントリックなパッセージも自在に操るリードギターが隠れた見所です。
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