18 May, 2012

▼目をつけたものはまるで自分がその良さに最初に気付いたように書き立てるわたくしですが、近頃のベストは「おさるのジョージ」~「ひつじのショーン」が続きで見られる土曜午前のNHK教育テレビです。
▼「おさるのジョージ」。原題はCurious George(なのでウチの子供が何か興味ありげにしている様子を最近「キュリアス幼児」と呼ぶ)。やたらノリノリのテーマ曲、こんなの聴いて育ったらアメリカの子供はいいよなあと思ったら、原語バージョンを歌っているのはDr. Johnとの事。岩崎良美版もいいけども。その日本語版テーマ曲と同じ声の軽妙なナレーション、原語版だと意外すぎる男性のロウトーン。イタリア料理屋のピスゲッティさんは吹き替えなしで見てみると英語が超なまってる。黄色いおじさんのクローゼットの中は全部黄色い服。
ちょっと好き放題しても周りの人間(大人)は叱らず、むしろ自ら気付かせて平和的解決をアシストする匙加減が子育ての心構えの参考になるなーと感心するのですが、いかんせんおさるのくせにジョージが賢すぎて、最終的にはゴルゴ13と同様の「あいつがまたキメてくれた」的な満足まで味わうことになるという一石二鳥番組です。
▼「ひつじのショーン」はイギリス制作。確かにありますね、牧草地帯とひつじ園のイメージ。賢くて加減を知らない羊たちがかなり知的に好き放題やるだけの話なんですが、登場人物のキャラづくりに現実社会の階層構造の縮図を滲ませてくるあたりも、(よく知らないなりに)なるほどイギリスって感じがします。まあ知りませんが。
もはや「ロンドンハーツ」級に悪い笑い一辺倒ながら、誰かが過度に不幸に陥りそうなときは皆で結託して救助モードになるあたりで、かろうじて子供向け番組としての体裁を保つという一面も。それと、クレイアニメだとは全く信じられないクオリティ(アニメーションの技術のみならず、動きの描写の的確すぎるデフォルメぶりまで)には毎回感心しきりです。あれの制作の舞台裏特番とかあったら見たい。セリフが一切ない(※註:番組全編、動物の鳴き声および人が喋ってる風のフガフガのみ)声優陣のアフレコ風景とか。おなじ制作チームが作っている「こひつじのティミー」も同様に「コイツはこういう役回り」的キャラ構成が容赦なくて、どうしようもない感じがいいです。
▼さてどうでしょうか。何の為のプレゼンかわかりませんが、土曜朝ちゃんと目が覚めたらこの二つ、見てみてください。
120518.jpg

本日のレビュー:POND「POND」

少し前に100円か300円で回収した品。玉石混交のリアル世代グランジから「玉」をより分けて拾い集めるのがここ2・3年のミッションになっております。リリースは93年SUBPOPからで、これが1stフル。グランジ界は 1)てれてれルーズ&アメリカーナタイプ、2)スラッジ寄りタイプ、3)レトロ回帰グルーヴタイプ、4)メタルからの越境タイプ、5)ノイズトリートメント&こだわりメロディタイプなどなど色々おりますが、分けるならPONDは1+5でしょうか。CHAVEZやDIRTNAPに届く一歩手前のMUDHONEYまたはSCREAMING TREESて感じで、いかにも売れなさそうな地味さも含めて奥ゆかしさがたまらないです。体感的な重さはさほどないが常にドゥーンと張った感じを漂わす音像づくりのお陰で、トリオの割にはちょっと音が厚いのもポイント。ホレ見ろと誇示しない程度のサイケ感、今の時代にはなかなか見掛けないものです。だらしないのかシャレこみたいのか微妙なメンバー写真の髪型もそれを代弁しているのか。これはぜひとも(お安く)コンプリートしたいバンド。

14 May, 2012

▼「赤ちゃんだって世界とつながれますよ。新しいiPadでね。」
(註:写真は新しくないiPadです)
基本的に潜伏気味で通しているこの頃ですどうも。DOIMOI新作は順調といえるかどうか分からないが着々と進行中。7月25日にはちゃんと発売します(断言して追い込む型)。ムスメは7ヵ月半にしてつかまり立ち耐久時間が無限大になり、おののきながらも日々楽しませてもらってます。
最近の収穫は今池WILD HONEYのバーゲン棚にてPOND「POND」、SONIC YOUTH「EXPERIMENTAL JET SET, TRASH AND NO STAR」(久々に買い直し)、それと5/3新宿NINE SPICESでのライブで共演させてもらった大阪のNIARD「STRUGGLE TO MOVE ON」「YOU WANNA PIECE OF ME」。
5/3は充実のメンツでかなり楽しいブッキングだったのですが、中でも予備知識ゼロで見たNIARDには度肝を抜かれたんでした。名古屋のNEXT ORDERよろしく激弾きギタリスト×2が率いるインストバンドで、GORDIAN KNOT~EXIVIOUS直系(に聴こえたけど終演後話したら「CYNICは知らない」との事!)のプログレメタル・フュージョンmeetsポストロックな内容。シンガーが入るとTIDEという別名義に変身するのですが、そっちはそっちでSIEGES EVENの再結成第1弾作を思わせる雰囲気があり、全てがツボでびっくりしました。更にはTIDEのシンガー氏(この日はNIARDとして出てたけど1曲だけ参加して歌っていた)がTシャツを着ていたPOCKETLIFEというバンドのメンバーの方にも話しかけてもらって、帰ってからYoutubeやmyspaceをあたってみたらBARKMARKETやらMEAT PUPPETSやらを彷彿とさせるスーパー90年代サウンドでそちらも衝撃だったのでした。うーん約2週間ぶりにようやく書けた。
▼昨晩は、バイト時代に実家からの道で前を通るたびに「遅くまで楽しそうだな~」と思いながら見ていた大須LITTLE HONG KONGにて、某館の館長の結婚式二次会。余興の大役を命ぜられ、しかしアコギマスターの彼のハレの日に生半可な指弾きをさらす訳にもいかず、弾き語りはあきらめて数日間必死に練習したイングヴェイの"Trilogy Suite OP5"冒頭パートその他を独演し務めを果たす。会自体は歓談メインのユルめな進行で、しばらく会えてなかった人々とも話ができて良いパーティでした。館長のように気が利いてハズさない人に私もなりたい。

19 Apr, 2012

▼お久し振りです。自然消滅してません。ヤメるときはヤメますと宣言しますので、そうでなくして更新が途絶えたら、優先順位の勝る別のものに取り組んでいるか、生命活動が滞っているかのどちらかだと思ってください。今は元気にこれを書いているので当然前者で。
その間の収穫もちょっと分からなくなりつつありますが、たぶん全部どこかのブックオフかサウンドベイ上前津バーゲン棚でALIEN「ALIEN」(北欧メタルブーム隠れ名バンド93年作)、STATUS QUO「AIN'T COMPLAINING」(88年)、外盤買い替えのYNGWIE MALMSTEEN「MARCHING OUT」「ODYSSEY」。1枚だけ通常棚からDEEP PURPLE「COME TASTE THE BAND 35TH ANIVERSARY EDITION」これは嬉しい買い物。あとは1月にイギリスのネットショップに注文したGENESISとFOREIGNERのTシャツがまだ来なくて、ジェントルかつ的確な抗議の英文をどうしたらよいか考えるのが面倒で放置中です。
▼DOIMOIレコーディング開始しています。予定通り終わりますように。と願いながら、まだ曲を作っています。そしてアー写的なものも今月はじめに撮ってもらいました。って話前回書きましたが、本番では使わない記念写真だけフライングで載せておきます。
やってみたかった。

本日のレビュー:YNGWIE MALMSTEEN「MARCHING OUT」

「国内盤で昔揃えてしまった人達を諦めずに少しずつ外盤買い替えしていこう事業」の一環で購入した85年2nd。の外盤。古いPOLYGRAMは横も後ろも趣きがあります。ジャケのインギー、まだ若い盛りですが結婚指輪してますね。この頃は1人目の妻エリカさんでしょうか。
とこのままプロダクトとしての盤をいじり倒そうかとも思いましたが、内容が素晴らしいので内容のほうを。まず布陣。ヴォーカルはTALISMAN、TAKARA、EYES、AXEL RUDI PELLなどなど数々のバンド/プロジェクトを転々とする仕事人シンガーのジェフ・スコット・ソート。ジョー・エリオット(DEF LEPPARD)やゲイリー・バーデン(MSG)的な高域のザラつきに好みが別れる声ですが、そのあたりも含めて、いるだけで醸し出す独特の存在感はおおかたのオールドメタラーに愛されるところでしょう。ベースはのちにジェフとともにTALISMANを結成する故人マルセル・ヤコブ。グボグボと 逞しく歪んだトーンで、テクニカルなパッセージのユニゾンでもガッチリ地固めしてくれる名手でありました。でドラム&キーボードは名物ヨハンソン兄弟。正直アンダースのほうは特筆すべき点がよくわかってませんで、イェンスも光るのは次のアルバムですが。いくらマーク・ボールズのハイトーンに頼りがいがあろうと、ヨラン・エドマンがか弱き哀愁を放とうと、この顔ぶれが1枚のアルバムに揃っていると思うと「おお最強」と思ってしまいます。
そして、まだマイアミの太陽による標準化が進んでいない、楽曲のアクの強さ。近頃はネオクラシカルの元祖だと思ってイングヴェイの初期作を聴いて、あれっツーバスドコドコとピロピロツインリードどこ?と失望する若いリスナーもいるんじゃないかと思います。それくらい、いわゆるメロスピとは別のもの。ジミヘン、リッチー・ブラックモア、ウリ・ロートをルーツに持ち、ABBAをこよなく愛したりもするインギーですので、どこかの某ドレ・某ダーセンや某モ・某ルキによる二次創作で純正培養されたような近親相姦メタルとは意識が違う。曲の流れに平気でボコッと穴をあける大きめのブレイクやら、オブリガードとリフの間をいく思いがけない単音ユニゾンの地鳴り感、爽やかにスリップするような転調やテンションコードの使い方など、基本的におしゃれなのです。
何がしかのオリジンにあたるミュージシャンって大抵、後続連中が真似をしたがる部分とは別に、もっと違う音楽から吸ってきた養分がどこか(本筋ではない部分)に花開いていて、そのお陰で囲いの中のフォロワーには絶対できない「次の新しい一手」を打てたり、または「ずっと同じだけど圧倒的」であったりするものだと思っています。テクニックを誇示するプレイヤーであることはもうその通りですが、そのことに隠れてあまり取り沙汰されない旨みの部分を、非メタラーの方にも垣間見ていただきたいところ。

2 Apr, 2012

▼まだ宿題山積ですがたまには落ち着いて更新してみます。
1日日曜は栄Party'zにて三重のANCHORSレコ発。去年DAIEI SPRAY目当てで行ったイベントで初めて見て以来気になる存在だったANCHORSですが、今回メインアクトとして長尺でじっくり見て、相当心揺さぶられました。それこそCLIMB THE MINDが「よく晴れた~」をリリースする直前にKDハポンで見たときの「全曲いい曲だし、何だかもはや大物の器だけどこれ何!?」という当惑まじりの感動を思い起こさせられるような、名曲+熱演オンリーのライブ。under25のやり手サポートドラマー氏が入って(いつもDOIMOIのTシャツを着てくれているとのことで感激)美麗アンサンブルに若々しいダイナミズムが激盛りされたfolio、並ぶ者がない域までアダルト化が進みまくるroom501、と自分達の総勢4組というコンパクトなイベントでたいへん楽しく過ごせました。ANCHORSの新作音源もトレードしてもらえて、それはまた次の更新でちゃんとご紹介します。凄くいいです!
▼同日午前中、ノーベル賞マネーでシュッとした建物が増えまくっている某母校にて、アルバムリリースに向けてのいわゆる「アー写」撮影。仕事人・三浦君の敏腕っぷりによりサクサクと進み、2時間程度であっさり完了。ナードで売ろうとしているくらい素でナードな我々が、ロケーションの力で「どう撮ってもシュッとしすぎて困る」などという悩みに苛まれる奇跡が起きたりしましたが、最終的にイメージどおりのものになりました。でハローキッド改めもえはんで昼を済ませてそのまま一時解散。もえはんのランチ、良かったです。あとこの日は特に誰も騙さず正直に過ごしました。
▼本日2日月曜、二度の延期を乗り越えてようやくANTHRAX名古屋公演。今でこそジョン・ブッシュ派ですが、10代の頃はもっぱら憧れたジョーイ・ベラドナ入り編成を約20年越しにいよいよ体験できるとあって相当楽しみにして行きました。
まず前半は元PANTERAのヴィニー率いるHELLYEAH。ゴキゲンヘヴィリフ+ちょっと激情エモっぽいサビ、というステレオタイプもいいとこな音楽性はいかんともしがたいながら、コイツが90年代ヘヴィミュージック(=わたしの青春)の歴史をひっかき回してきた張本人の4分の1か~と思いながら見るヴィニーはとても感慨深いものがありました。おしゃれモミアゲと気の良さそうなバンダナで、超笑顔で叩いてましたけど。どんなフィルを入れてもめちゃくちゃシャープで上手かったなー。ヴォーカル氏は「オマエらが乗らないと満足しないぜ」で押す系のパフォーマンスで、ずーっとMake some noiseしか言ってなかった気がします。
▼でANTHRAX。ジョーイは元々中高年顔なので昔見ていた写真と全然変わってなくて、超音波ハイトーンはさすがに控え気味だったけど充分パワフルに歌えてました。スコットも少しふっくらして、これまた変則的なカットを入れたおしゃれモミアゲ。最近はこれがスタイリッシュなのか。典型的「つり眉タレ目ハンサム」のフランキーがまたロングヘアにしてくれたのは嬉しい。チャーリーは一時期以降相変わらず、リードギターのロブは余り素性知らず。
セットリストはジョーイが戻った最新アルバムが3割、旧曲が7割くらいという妥当なもの。Youtubeでは"Only"を歌ってる動画なんかも上がってますが、この日はジョン・ブッシュ時代の曲はゼロでした。まだまだ序盤というタイミングで起爆剤の大名曲"Indians"が入り、その前のMCでさんざんジョーイが「いいか次wardance(註:中間部のモッシュパートのはじめにそういう叫びが入る)だぞ、何言ってるか通じてないっぽいけどまあいいけどこれwardanceだからな」と4回くらい念を押したにもかかわらずサークルモッシュを起こさない客にキレて(演出)演奏が中断、スコットが「おい、俺達ANTHRAX。これ今やってる曲"Indians"よ。この辺(中央前列付近)の奴ら、OK。そこ(左端)、そこ(奥)、そこ(右端)の奴ら、どうなってんの、俺はおめーらのクソでっかいモッシュが見たいの!わかったか!」と説教をするという一幕も。無論イヤな気はせずテンション上がる。
シャキシャキとクールに煽るジョン・ブッシュ時代とは違い、ジョーイは前列の客とおもしろおかしいジェスチャーでコミュニケーションを図ったり、曲中のブレイクで歓声が欲しいタイミングを大袈裟にアピールしたりと、ちょっと楽しげな雰囲気が感じられたのが印象的でした。アンコールの"N.F.L."だったか、間奏のあいだに前列の客からメガネを拝借し、それをかけたままワンコーラス歌うなどのサービスも。ワタシは運よく、さしだした手の平をパシッとやってもらえましたよ。
演奏はまったく衰えるところがなく、特にチャーリーがリズムチェンジと同時にBPMがズレる癖をまったく発揮しなくて、"Caught In A Mosh"とかがめちゃくちゃ快適に聴けました。まさかのファースト1曲目"Deathrider"をやってくれたんですが、「GREATER OF TWO EVILS」バージョンのような低速アレンジは挟まず全編高速ツーバスをやり遂げてくれたのには感動(最後のほうさすがに疲れ気味)。スコットは全部ダウンで弾いていると思っていたバッキングを結構オルタネイト交じりでやっていて、ただしストロークを変則的にすることで安易なかき鳴らし感を回避するなど、なるほどという工夫が(今更ながら)散見されました。
意外な懐かしいレパートリーはそのほか"Medusa"など。ジョン時代に見たライブでは何故かメドレー形式でしか聴いたことがなかった"Among The Living"もフルで聴けて満足です。ラストは"I Am The Law"でシメ。二度にわたる延期をかましたせいか、感謝の言葉を述べる表情はわりと真剣でした。特にジョーイは、バンド離脱中相当な辛酸をなめてきただけに尚更そういう感じがしました。結成から30年、スラッシュ四天王の中では全盛期以降のセールス的落ち込みが最大で浮かばれない時期も過ごしたけど、こうやって名曲が山のようにあって、力のこもったカムバックアルバムを作れてそれを元気に演奏できる身体もあって、シャイだがちゃんと熱烈歓迎してくれる海の向こうのファンがいて、幸せじゃないかANTHRAX。と余計な感慨まで噛み締めてしまった次第。胸いっぱいで向かった千種Rは汁なしがデフォルトで濃い目気味でうまかった。

18 Mar, 2012

本日の収穫、一日出遅れたサウンドベイのバーゲンでCONCEPTION「PARALLEL MINDS」、 YNGWIE MALMSTEEN「YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE」「TRIAL BY FIRE - LIVE IN LENINGRAD」、 HELLOWEEN「CHAMELEON」。すべて300円で外盤買い替え。聴くものがより狭くどころか、同じところを掘り返すサイクルに。これではあんまりなので曲作りサイクリングをかねてブックオフ数店も廻り、MASQUERADE「MAQUERADE」(往年のスウェーデンのポストTNT最右翼バンド1st!リマスター&来日公演映像追加のリイシュー外盤)、 ISLAND「PICTURES」(UNIVERS ZERO系のスイス産チェンバー激プログレ幻盤)、 DOWNSET「DO WE SPEAK A DEAD LANGUAGE?」、 THE PRESIDENTS OF UNITED STATES OF AMERICA「THE PRESIDENTS OF UNITED STATES OF AMERICA」(ボーナストラック大量追加&DVDつきの10周年リマスター)。こっちのほうがよっぽど貴重な品を発掘できました。すべて250円または500円。
▼夜は大学のサークルの同期である和田君(ex. STEREO FABRICATION OF YOUTH)が加入したサンセットレコードのライブを見に出掛ける。彼が関わったであろう曲は一発でそれと分かる(なおかつそれは良い)し、グイグイ揺らすリードギターも特徴的(なおかつ同)。自分にないものを持っている歳の近い/同じ人にはやはり特別に刺激を受けます。あと以前、部屋用に理想のイスを探し求めていた頃、面識のない私にメッセージフォームからおすすめのドラムスローンを教えてくれた(そしてその品は実際購入に至ったといういい話)ドラマーのケンタローさんが叩くのも初めて拝見。FOO FIGHTERSやAS MEIASなど好きなバンドの共通項があるだけあって、気持ちよい重量感とキレで魅了していただきました。フーファイの"Up In Arms"とか再現してくれたら激ハマリしそう。
それと関係あるようなないような、しかも何度目かですが、最近なにげにNIRVANAを見直しています。大学時代にやっていた変拍子オルタナメタルバンド・ガニオテは間違いなく高校時代に「BLEACH」を聴いた衝撃と危機感が種になっていて、ガニオテの積み上げのうえに今の芸風もあることを思うと、繰り返し愛聴したかどうかはともかくとして「人生の中で重要なスイッチになった10枚」を選ぶとしたら絶対入ります。シアトルグランジの歴史とかまで含めて眺めても、しみじみいいバンドですねNIRVANAてのは。
カーリーズ「エチケット」

本日のおすすめ:カーリーズ「エチケット」

私が去年、録音(とカバーレイアウト協力)をさせてもらった作品です。20日発売で、明日には店頭に並ぶところもあろうかと思うのでささやかながら支援をば。
cinema staffをはじめトゥラリカやカオティックガールシンドローム、rika siakai、ピーターフォークなどなどなど、良質なグループを大量輩出する今の名古屋きっての音楽人材バンク・南山大学アメリカ民謡研究会から現れた4人組ガールズバンド。2曲入りのデモCDしかなかった頃から、一部の目ざとい人々に「ヤバイのいるらしい」とチェックされていた彼女らですが、今回はようやく7曲入りのアルバムです。オリンピア周辺の脱力アノラック/ギターポップを若干昭和な色合いに引き込んだような音楽性…と外枠から説明しにかかるのがあほらしいほど、曲のツブ立ちが凄い。
流通用インフォでトゥラリカのヌメヌメノン君が書いていることが要は全部なんですが、これ以上分解して説明することができない巨大な素因数のような「曲の良さ」が最大の特徴。水分過多気味の消費向け音楽が提案してくるような解決ケースには一切従わずしてきちんと王道を往くコード進行と、それにぴったり沿って良いところをつかまえるヴォーカルライン、リズム割りのフックの三位一体。ただでさえ高めのアベレージに加えて、各曲かならず「ここでマジック!」という飛躍ポイントが埋め込まれているという事態。演奏はつたなげだが締めるべきところは締まっていて、アレンジも必要充分プラスの彩りで愉しい。この上なくガーリーではありつつ、吐きそうな厭味が不思議と不在なのは、成果物を冷静・的確に評価する俯瞰力ゆえでしょう。演出ないし描写と「わざと」の違い。
奇特な音楽性を選択する、アレンジにこだわり抜く、詞世界もろとも特定の設定を作り上げる等々、バンドの音楽をブラッシュアップする(≒不特定多数に伝わりやすい落としどころに向かわせる)道筋は数あれど、どんな壁も垣根もなぎ払ってしまうのは「曲(の核の部分)の(圧倒的な)良さ」が一番だよなと、既に彼女らを見知って絶賛している向きの顔ぶれを見てそう思います。
↓「中間部にSFっぽい効果音と、全体的にボーカルにもSF風のエフェクト」というリクエストに応えたワタシです。(アピール気味に)
↓個人的に、飛び道具性はないが静かなマジックが冴えると思っている2曲。

15 Mar, 2012

本日の収穫TILTS「TILTS」。kickstarter.comでのプレオーダー企画により見事世に出た作品です。感動的。私が選択したのはまだプレイヤーは持ってないけどアナログ盤、Tシャツ、ボトルクーラー(ちょっとした筒状のフリース)の詰め合わせコース。
最高。アンタら愛してるーってなりますね。人に貸すことすら惜しく思われる。これからはつながり感・スペシャル感の時代かもしれない。とりあえず所有者は日本に1人のはず。
TILTS「TILTS」

本日のレビュー:TILTS「TILTS」

解散してもなお愛して止まない、USパワーエモ/ポストコア界で異彩を放ったハードロックトリオ・RIDDLE OF STEELのギター/ヴォーカルのアンドリューが、解散後に始めた新バンドです。最初の自主制作CD-Rがリリースされたとき、どうやったら買えるのか?とメールを送ったら、送料バカバカしいしあげるよといってmp3をタダでくれた心優しい男達。
RIDDLE OF STEELより屈折感は減っていて、VAN HALEN似の前時代的グルーヴを血管拡張系のブーンとしたヘヴィネスでもって増強したような、きちんとイマドキな内容。ゲンコツのグーのでかさが凄い感じ。しかしながら、予想進路の斜め上に突っ込むコード展開や、常軌を逸した低音域を唐突にえぐるギターワークなど、要所要所で「らしい」フックを効かせてくれてうれしい限り。ああなんて需要のなさそうな音なんだ。親切と偏屈の紙一重的な変な笑みの奥にある、実は挑発的なユーモア心を噛み分けて自分もニヤッとできるオトナロッカー専用。
スタジオ音源はあがってないのでライブ映像。
こちらはローファイ感あふれるトレイラー。最高。

12 Mar, 2012

▼お久し振りです生きています。Facebookページのレイアウトが突如変更になって、3月末までにそれまでのものは廃止となるというニュースを聞きつけたので、その対応を兼ねてバンドのホームページをリニューアルしてました。

(画像をクリックで開きます)
この日記に続いてバンドのほうもようやくMovableTypeへ移行しまして、本サイト・Facebookページのカスタムコンテンツガラケー用ページのライブ予定と近況がこれからは確実に一括更新されます。これでもうFacebookのほうに去年の7月や8月の予定が載りっぱなしになったり、ガラケーサイトだけ更新が遅れることもない。(そちらをアテにしていた方、すんませんでした…)
わかりづらいナビゲーションの割に、登録されたライブ予定と連動して自動的に公演日の選択肢が作られる予約フォームなどの無駄な親切心も発揮しつつ、スマートフォンでもタブレットでも拡大縮小なしで最適な表示になるマルチデバイス対応型リキッドレイアウトは頑張って工夫したところなので、立派なミュージシャンにも真似されたい。そして初めてライブを見る人のポカーンを多少なりとも軽減するために、全体的な逆輸入感をアップしておきましたが伝わるかどうか。
以上、達成感と自己満足の確認で失礼しました。
▼古楽プログレのGRYPHON、子供の泣き止ませミュージックとして超役立ってます。1stが最高。リコーダーやクラムホルンのピーッびーっというウルサイ音色がスタッカートで踊るさまは否応なくチビッコの注意を引くようです。あと昔購入したレイモンド・スコットの乳幼児向け電子音響シリーズを本当に聴かせてみてます。まさか実用することになるとは。これもなかなか良いようで、「相手をするのをやめると泣き出す」というときなどに、(運がいいと)間を持たせてくれます。
▼去年の昨日は前の会社で仕事してました。今年は近所のマックスバリュにいたら、予告ののち「黙祷」とアナウンスが入ったので黙祷しました。顔を上げたら全然普通にレジ打ちとかが続いていたけど。
THE LIFE AND TIMES「NO ONE LOVES YOU LIKE I DO」

本日のレビュー:THE LIFE AND TIMES「NO ONE LOVES YOU LIKE I DO」

通算5枚目、フルアルバムとしては3枚目となる最新作。タイトル凄いですね。なにやら単眼のウルトラ怪獣みたいなのが手を取り合ってるジャケとトータルで受け取るなら、小田和正あたりが同じことを言うのとはきっと違うニュアンスなんでしょうが。
変則拍子と意表をつくメロディがダウンチューニングのヘヴィネスに乗ってまさかのストレートをかますSHINER時代の作風からは随分と違うものになって久しく、今回もそれを更に押し進めた内容。ゴツゴツはしても尻が浮くほどではないリズムを下地に、拡がり感・漂流感をギターとシンセのレイヤーでやんわり音響的に演出する、決してただの轟音ではないが快い陶酔性も持ち合わせたモダン・ロック(?)。リフらしいリフが登場することも殆どなくなり、テンポの高低に関わらずロングトーンまたはかき鳴らし系ストロークの重なりがバッキングの基本。
より抽象的な方向に傾いたかといえば、ヴォーカルラインのシンプルさもますます際立ってきていて、「やりたいことはしっかと伝わるけどコンパクト」との後味。歌メロの単純な昇降に対して、裏をかくようなコード進行やフックのある和音構成で潤いを与えるパターン。もともとセンスの塊な人でしたが、この仕上げ具合はベテランならではの妙技であります。更にそのうえで、総体的なバランスなどに構うことなく、ひとつの世界観を彫り込む頑固さも有。もはやどうやったら売れるかななどという意識は(生活の足しになればラッキーとかその程度はあるかも知れないにせよ)ほとんどないんじゃないかと思います。これがアレンの頭の中で今鳴っている音楽そのものなんでしょう。

27 Feb, 2012

最近の収穫、STIFF SLACKにてTHE LIFE AND TIMES「NO ONE LOVES YOU LIKE I DO」、RETISONIC「ROBOTS FUCKING」、THIS TOWN NEEDS GUNS「ANIMALS」。久々の新品新譜充よし。
▼0歳児ができると往々にして経験するあるある:
自分と配偶者のどちらに似ているか確認するために、実家に帰ったら自分の乳飲み子時代のアルバムをあける。
意外と一緒に写っている自分の兄弟姉妹のほうに似ていたりする。
今では穿った言説をべらべらと垂らしたり、何かアクションをとるにもそのあとさきをグチグチ考えたり(考えなくて後悔したり)と、色々とややこしい大人になってしまった自分が自分の子供と同じくらいの大きさだった30数年前、うっすらテンションの高い顔つきの両親に見守られながら、こぼしたお菓子なんかを傍らに、あまりに屈託ない笑顔をカメラに向けるようなどこにでもいる乳児らしい乳児でいたことに衝撃を受ける。
…自分がそんな顔をできていたなんてショッキング。0歳児のナイーヴィティを散々思い知ったあとで見ると殊更。そんなに何を失ったというのか。色々ややこしいのとどっちの生き方のほうが幸せそうかって、一目瞭然で屈託ない方であるわけで、それと引き換えに蓄えてきたはずの社会性も人より大したことはなく、ただただ積もっためんどくさい考えや意識を払い落としていかないとこの先の人生損だ。と思ったはいいが、その決意が結局こういうめんどくさい言説に行き着いてしまっている時点で早くも望み薄。ありがとうございます。
RETISONIC「ROBOTS FUCKING」

本日のレビュー:RETISONIC「ROBOTS FUCKING」

ちゃんと考え始めたらいろいろ出て来そうだけど、一番好きなパンクロックはBLUETIP、ゆえにRETISONIC(実質的な後身バンド)。バンドアンサンブルが奏でる音楽の中でパンク畑のものが最も冴える、軽くてシャープで運動神経良さそうなビート感、それの最上級のやつを持ちながら、あくまでナイスフックを主力に据えてパカスカパカスカと矢継ぎ早にパンチラインを繰り出すアラフォートリオ。いつだって最高です。DCポストコアへのコンテクスチュアルな思い入れを抜きにしても、紛う事なきオールタイム・グッド・ミュージック。「こざっぱり」という単語は初期M.O.D.と彼らだけに捧げたい。相変わらずギターワークや歌メロは迂回迂回また迂回の妙なもので、それがただランダムなものではなくちゃんと背骨の通ったものだから良質な味の長さ・奥ゆかしさになるし、一箇所にとどまって似たようなアルバムを何枚作り続けられてもなんとなく飽きずに聴けてしまう。(口ずさむことはなかなかないけど。)
このバンド、最重要メンバーのジェイソン・ファレル(G./Vo.)がアートワークとエンジニアもやる人で、毎度毎度サウンドプロダクションが最高なわけですが、今回もグレイト。ロウでほどよく遠く適度な圧縮感もあり、パーフェクトなスタジオライブを目の前に見ている感じ。そしてベースがLAUGHING HYENAS~MULE(いずれ劣らぬシブ系ジャンクバンド)のジム・キンボールというのがやはり個人的にポイント高し。ドラマーの出自はノーチェックでしたが、いま調べてみたらGARDEN VARIETY、まさにRETISONICと同系のエモ属性ゼロなこざっぱりポストコアで最高ではないですか。なんとニッチなエリートグループ。マイペースに次回作もぜひよろしく。
なぬ、関連動画のジャケ画像が気になって調べたら、JUDAS PRIESTの"Hellion"~"Electric Eye"をカヴァーしてる7"があるとな…Youtubeで探しても見つからなかったのでネタなのかどうか確認できませんが、ブリッジミュートのツブ立ちとシャープな整合感にはもともと親近感あったのでした。なおさら最高。

19 Feb, 2012

▼育児に余暇なし。当面週1前後ペースでよろしくお願いします。最近スゴイなと思ったのは、メガネをかけたままうっかり寝てしまったときの自分の横向かなさ。最後にどんな姿勢をしてたか完全に忘れてるけど礼儀正しく仰向けでフトンをかぶって6時間くらい持ちこたえられます。
そしてiPadはワンダラスな機械ですね。居間で過ごす時間が増えて(=自室のPCから遠ざかって)スマートフォンも持たない私にはほんとに大助かりです。内蔵スピーカーが素晴らしく、最大音量にしてもまったく歪まずクリア。今のところ、ベスト・ベビーシッティング・ミュージックはバーニー・ケッセルの「MUSIC TO LISTEN TO BARNEY KESSEL BY」とGRYPHONのセルフタイトル作です。
前者は動画なし。GRYPHONこれです。終盤のリコーダー速吹きに仰天。
最近の収穫、サウンドベイ上前津/金山・大須グレイテストヒッツ・栄ミュージックファーストでEUROPE「OUT OF THIS WORLD」、PORNO FOR PYROS「PORNO FOR PYROS」「GOOD GOD'S URGE」、PAT METHENY GROUP「OFFRAMP」、SOUNDGARDEN「SCREAMING LIFE / FOPP」、AL DI MEOLA「KISS MY AXE」すべて500円以下。
▼最近の新規開拓、金山の豆天狗。つけ麺2玉(値段変わらず)でいきました。魚介でも豚骨でもなく鶏ガラベースだというつけ汁は、透明度のわりに若干オイリーながら、ちゃんと食事として好バランスなまとまり。やや辛みも有。炙りチャーシューの角切りがたくさん入ってます。麺はワシワシゴリゴリ系ではないツルッとした平麺。冷水でのシメがかなりきついので、冬場はあつもりが正解でしょう。小麦の風味、弾力ともによし。ドロドロ魚粉にはもう食傷気味だ、パンチはほしいが上品なのがいい、などのニーズに応える良品。
いつでも行ける近さにつき度々再訪しているイオン千種内の魂心屋、スープ薄めも受け付けてもらえました。友人に緑区で教わったとおり塩豚骨で薄め。豚骨のクリーミーさが丸裸になり、たいへん秀逸。一度行けば毎回無限にクーポンがもらえるので、麺大盛りなり味玉プラスなり楽しめます。さらに平日昼はライスのサービス有。これで何故490円なんだろう。神よ。

8 Feb, 2012

▼最近の収穫、サウンドベイ上前津にてJOURNEY「GREATEST HITS」("Only The Young"目当て)、GARY MOORE「BALLADS & BLUES 1982-1994」(15年越しに外盤買い替え)。以下レビューにつづく。
GARY MOORE「BALLDS & BLUES 1982-1994」

本日のレビュー:GARY MOORE「BALLDS & BLUES 1982-1994」

ただの思い出話を書き始めたら長くなったので折り畳みました。(この行をクリックすると展開します)
雑誌やラジオでそのときどきに気になった音源を場当たり的に買っていた中学時代(無論ペースは2~3ヶ月に1枚とか)。はじめは暗号の書のようだったBURRN!をそれなりに読めるようになってくると、自分の手元には「いわゆる名盤」がいかに欠けているかということに気付くように。何々を知らなきゃ語れない的な責任感よりも、ヘヴィメタルは明らかに好きな音楽だと思ったから、その中でも名盤・傑作とされるものがあるのなら当然聴いてみたいという一心により「定番ものを計画的に聴いていくための購入リスト」をまじめに作ったことがありました。もちろん.docでも.txtでもなく紙とペンで。
活字から音源の内容を想像しながらそのリストを吟味・更新するのが楽しく、バージョン幾つまで作ったかわかりません。良い悪いは別として、昔はこうやって未知の音源に出会うまでのプロセスにもけっこうな労力を注ぎ、楽しみを見出していたものだなあと思います。(そうじゃなくなったからこそきょうびの若い世代は、我々の想像を超えた創作性をもつことがあるとも考えます)
小遣いは教育上の信条によりさほど多くなく、お年玉はいくら貰っても自由に使えるのは10,000円まで(あとは強制的に貯金)という環境にあったため、リストはもっぱらメンテ専用で、なかなか「済」のしるしを打てることはありませんでした。
しかしそこで事件が。高校入試に成功し、第一志望のけっこういい学校にトンと受かり、「大事に使え」と行使権フリーな30,000円が到来。ウワーッとなって、当然すべてCDに化けました。ハズレもあったし、未だに大事な盤にも出会いました。「PERSISTENCE OF TIME」しか持ってなかったANTHRAXもこのときに残り全部を買った記憶があります。
…で、長かったですが、その中の1枚が今日ご紹介するこの盤というわけでした。よって聴けば自動的に高校1年を思い出す(その割に輸入盤に買い換えたりしている)。元祖マシンガンピッキング、THIN LIZZYでの大出世を経てヘヴィメタル黎明の時期に昔気質のギターヒーローとして活躍したゲイリー・ムーアのベスト盤。それもタイトルのとおりバラードとブルーズだけを選り抜いたものです。
ハードロックモード時のこの人は、極初期MSGのごとく作風自体に引っ掛かりはあまりなく、90年代になってブルーズメンになりきってしまった後はなんとなくメタルファンからシラーッとした目で見られ、ソロキャリアの作品は結局大してまともに追っておりません。しかしねちっこく多汗症気味のギターと、どこかもしゃもしゃした感じの太くないヴォーカルは、バラードで最大瞬間風速をガツーンと上げる特性をもっており、そこに無駄なくフォーカスしてくれたこのアルバムは、ベスト盤でありながら最高傑作という呼び声も無くはない品。
フュージョンの素養もあるだけあって(元COLOSSEUM II)、AOR風の曲は大人のテンションコードやあぶない転調を駆使したシブくもフックのある出来に。そして何より、湿った調性感のなかで繰り広げられるリードギターの暑苦しすぎる泣きよ。図太いトーンも含めて最高。わざわざソロだけにしか登場しないコード進行を設けることも多く、それに巧妙に添いながらしっかり歌うメロディ運びには、ただ上手いだけではない大局的な音楽センスも感じられます。
更にこのアルバムのいいところは、3曲の新曲を収録していてそのどれもが過去の名曲に負けてない素晴らしい出来である点。"パリの散歩道"ばりに強烈なフックの"One Day"、死にそうなSTINGみたいな枯れ枯れチューン"With Love"、一世一代の名演を収めたインスト"Blues For Narada"とどれも最高。既発曲をすべてオリジナルアルバムで持っていたとしても、これがあるために見過ごしは厳禁です。
去年、まだ若くして亡くなってしまったのは残念でした。THIN LIZZYもいいがたまにはソロワークも聴いて、偲ぶとしましょう。
 | top |