SCSIDNIKUFESIN

7 Oct, 2010

▼できないアコギで無理やりやったこの前のライブ(とその直前に見た山内君と小鳥美術館とyokさんの演奏)以降、楽器をちゃんと練習せねば機運が激上がり中。毎日少しはアコギに触るようにしていますがまだアルペジオの薬指がよたよたの超ナイーブちゃんで情けないです。少し前に買ったドラム練習パッド用スタンドも日々かなり役立ってます。ああエレクトリックギターはどこへいった。一番やれたいのはスティーヴ・モーズのようにイマジナティブでニュアンスがあってクリーンな激弾きであるのに。「ピッキングの質」と「左右の一致」を高めるために何をやったらいいか、有益な情報を握っている人がいたら教えてください。館長に教えてもらった「単純な半音昇降フレーズを極端に遅く弾き続ける」をたまにやりますが、それはかなりイイです。
DEEP PURPLE「BANANAS」

本日のレビュー:DEEP PURPLE「BANANAS」

凄いタイトルの03年作。リッチー離脱後、スティーヴ・モーズ(ex.DIXIE DREGS, KANSAS)のDEEP PURPLEは、フュージョンテイストを不敵に組み込んだ「PURPENDECULAR」と「ABANDON」の2枚が素晴らしくてチェックしていたのですが、このアルバムはとにかく「普通」とも何とも言い難い、「何もない」みたいなハードロックチューンがずらずらと続く、釣りなのかと思うような内容。引退したジョン・ロードに代わって鍵盤を担当するドン・エイリーに存在感はなく、スティーヴ・モーズもソロパートでようやく持ち味を発揮するくらいで、イアン・ギランの変な声がひたすら躍るという印象。リズム隊の円熟なら存分に愉しめます。60年代からやってるバンドが未だに新作を(しかもそこそこのペースで)出しているという事実だけでじゅうぶんスペシャルなことなのかも知れんです。
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